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交通事故を弁護士に依頼するべきケースとは

交通事故に遭った際、弁護士に依頼した方が良いのか、費用ばかりかかるのではないかという点が気になる方は多いでしょう。

弁護士に介入してもらうことで、弁護士費用はかかりますが、慰謝料などが増額する可能性はあります。

本記事では、交通事故を弁護士に依頼するべきケースについて解説します。

交通事故を弁護士に依頼するべきケース

交通事故の示談交渉を弁護士に依頼すると弁護士費用がかかるため、自分自身で行うことも可能です。

ただし、次のようなケースでは、弁護士への依頼をおすすめします。

弁護士費用に関する特約が付いているケース

自身の加入している保険に「弁護士費用に関する特約」が付いていれば、保険によって弁護士費用が補償されます。

自身の負担金がゼロであれば、弁護士費用の心配をせずに、弁護士に示談交渉を依頼できるのです。

専門家である弁護士に依頼することで、より早い示談の成立も期待できます。

後遺障害が残ってしまったケース

交通事故によって後遺障害が残ってしまった場合、後遺障害等級の認定が必要です。

後遺障害等級は第1級〜第14級まであり、その等級によって慰謝料の金額が変わります。

また、認定率はわずか5%となっており、審査書類を作成するのには十分な対策が欠かせません。

知識と経験が豊富な弁護士に依頼することで、適正な慰謝料を受けられる可能性が高くなります。

治療期間が長いケース

交通事故によるけがの治療は、症状固定あるいは完治するまで続けられますが、治療期間が長期間になると、交渉相手の保険会社から「治療打ち切り」を提案される場合があります。

これは治療費や慰謝料が高額になることを避けたい、という保険会社の傾向があるためです。

高圧的な保険会社との交渉を自身で行うのは難しく、聞き入れられない可能性もあります。

弁護士に介入してもらうことで、治療打ち切りの延長などの交渉を任せられるので、治療期間が長くなる恐れがある場合は、弁護士に依頼すべきケースといえます。

過失割合や慰謝料に納得できないケース

提示された過失割合や慰謝料に納得ができない場合、自身で交渉を行っても簡単には聞き入れられません。

このケースも弁護士の介入により、交渉相手の保険会社の態度が軟化しやすく、また交渉によるストレス軽減にもつながります。

過失割合や慰謝料について交渉したいと考えている場合は、弁護士への依頼を視野に入れることがおすすめです。

まとめ

今回は、交通事故を弁護士に依頼するべきケースについて解説しました。

解説したケースでは弁護士への依頼により、自身の受け取れる金額が上がる可能性があります。

しかし交通事故は状況やけがの具合もそれぞれ違うので、弁護士に依頼すべきかどうか判断に迷う方は多いでしょう。

不安や迷いのある方は、一度弁護士へ相談することを検討してみてください。

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中出 威一郎なかで いいちろう / 京都弁護士会

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  • 1977年 京都市左京区生まれ
  • 私立洛南高等学校附属中学校・私立洛南高等学校卒業
  • 京都大学法学部卒業
  • 立命館大学法科大学院法務研究科法曹養成専攻修了
  • 2009年 司法試験合格、司法修習(京都修習)
  • 2011年 京都弁護士会に弁護士登録
  • 国松法律事務所に入所
  • 2021年1月 なかで法律事務所 新規開設

事務所概要

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名称 なかで法律事務所
代表者 中出 威一郎(なかで いいちろう)
所在地 〒604-0994 京都府京都市中京区竹屋町通寺町西入 石塚ビル2階
連絡先 TEL:075-252-2270
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